ミード(蜂蜜酒)って蜂蜜と水と酵母から作られるって聞くけど、実際に飲んでみるとフルーツやスパイスが加えられたりして、色んな味・香りのミードがたくさんあるよね?
ミードを選ぶときもミードとしか書かれていないことが多いから、それらがどんなミードなのか分からなくて、飲んでみて合う合わないが初めて分かることもある!
そんな疑問に一般的なものから特殊なものまで、ミードの種類を紹介するよ! 初めてミードを飲む人、新しいミードに挑戦する人は参考にしてね!
ミードの種類
トラディショナル・ミード(Traditional Mead)
特徴: 蜂蜜、水、酵母のみで作られる基本的なミード。 風味: 蜂蜜の種類によって異なる。純粋な蜂蜜の風味が楽しめる。 例: アカシア、オレンジブロッサム、ワイルドフラワーなどの蜂蜜を使用したもの。
メロメル(Melomel)
特徴: フルーツを加えたミード。 風味: フルーツの風味と蜂蜜の甘さが融合。 例:ラズベリーメルメル: ラズベリーの酸味と甘さが特徴。ブルーベリーメルメル: ブルーベリーの濃厚な風味。クランベリーメルメル: クランベリーの酸味が爽やか。
メセグリン(Metheglin)
特徴: スパイスやハーブを加えたミード。 風味: 複雑で豊かな味わい。 例:シナモンとクローブのメトヘグリン: 温かみのあるスパイシーな風味。ジンジャーメトヘグリン: ジンジャーの辛味がアクセント。
サイザー(Cyser)
特徴: リンゴジュースを使用したミード。 風味: リンゴの酸味と蜂蜜の甘さが融合。 例: スパイシーなサイザー、酸味が強いグラニースミスリンゴを使用したもの。
ピュメット(Pyment)
特徴: ぶどうジュースまたはワインを加えたミード。 風味: ワインの渋みと酸味、蜂蜜の甘さが融合。 例:赤ワインピュメット: メルローなどの赤ワインを使用。白ワインピュメット: シャルドネなどの白ワインを使用。
ブレガット(Braggot)
特徴: ビール麦芽を使用したミード。 風味: ビールの苦味と麦芽のコク、蜂蜜の甘さが融合。 例:ダークブレガット: ダークマルトを使用。ホップブレガット: ホップを加えて苦味を増強。
セッションミード(Session Mead)
特徴: 低アルコール度数(3-7%程度)の軽いミード。炭酸が加えられることもあります。 風味: 軽やかで飲みやすい。炭酸入りならシャンパンのような爽快感。 用途: 気軽に飲むことができ、夏の暑い日に特に人気。
エイサーグリン(Acerglyn)
特徴: メープルシロップを加えたミード。 風味: メープルシロップの独特の甘さと蜂蜜が融合。 例: 風味豊かで濃厚なデザート風味。
カプシキュメル(Capsicumel)
特徴: 唐辛子を加えたミード。 風味: 辛味と甘さのバランスが特徴。 例: ハラペーニョやチリペッパーを使用したもの。
ヒッポクラス(Hippocras)
特徴: 赤ワインと蜂蜜、スパイスを混ぜた古代の飲み物。 風味: スパイシーでリッチな味わい。 例: 中世の宴で飲まれていた。
ロドメル(Rhodomel)
特徴: バラの花びらやバラ水を加えたミード。 風味: バラの香りが華やかで、蜂蜜の甘さと調和。 例: ロマンチックな香りが特徴。
デザートミード(Dessert Mead)
特徴: 非常に甘いミード。デザートワインのような役割。 風味: 甘さが際立ち、蜂蜜の風味が強調される。 例: 食後のデザートとして楽しむ。
ボシェット(Bochet)
特徴: 焦がした蜂蜜を使用したミード。 風味: カラメルやトーストのような深い風味。 例: 濃厚でリッチなデザートタイプ。
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